最初の転職時の転職先やその選び方が重要

歯科医師であっても、自らのキャリアを考えた時には転職から逃れることはできないはずです。
医局から離れる時はもちろん、民間の診療所やクリニックで勤めた後に、また別のクリニックで勤め直そうと考える医師もいるでしょう。
独立開業する人もいるかもしれません。
これも転職であると考えれば、やはりキャリアアップには転職が必要不可欠なものとなってきます。

特に重要視したいのは、最初の転職です。
多くの人が20代で転職を初体験しています。
しかし、大事なのは年齢ではなく、転職先やその選び方。

大学病院でなければどこでも構わない、そう極端に考える医師は少ないと思いますが、自らの思考や目的にある程度沿った転職先を選択しなければ、順調に、また思い通りにキャリアを積み上げていくことは難しいでしょう。

転職する場合タイミングも重要

加えて、あまりにも遅いタイミングでの転職は、これも自らのキャリアをアップさせるためには大きな弊害となりかねません。
いくつになってもチャレンジはできますしすべきですが、年齢を重ねれば重ねるほど、転職先は見つけにくくなると覚悟しておく必要があります。

ただ、独立開業するのであれば、年齢はさほど気にする必要はないでしょう。
自ら求人を見つけ応募する形での転職となるのか、それとも独立開業するのかで、適した年齢や考え方は大きく変わってくるはずです。

ちなみに、独立開業する歯科医師の平均年齢は30代半ばと言われています。
一般的な医師と比較すると若く、ここからも独立のためのハードルは極めて低いことがわかります。
20代で最初の転職をし、そこから何度も転職を繰り返す医師もいますが、30代あたりで独立。
これがキャリアの築き方として、一般的な形となるでしょう。

もちろん、このルート通りでなければキャリアアップ失敗ということではありません。
人それぞれ目指す方向や完成形は異なるため、自らが目指す方向性やゴールを見出し、それに沿った形で転職することに注力すべき。

独立開業する歯科医師の平均年齢を目の当たりにすると焦ってしまう人もいるかもしれませんが、こうしたことに流されないようにしたいものです。

何度も転職を繰り返していると信頼が得られにくくなる

独立ではなく勤め先を変える際には、候補先のクリニックなどを入念に調べるようにしてください。
一般の会社員と同様に、何度も転職を繰り返していると、医師という特殊な職種であっても信頼が得られにくくなります。

特に短期間での転職はNGと考える人も業界内には多いため、失敗をしない転職を心がけましょう。
失敗があるたびにキャリアに傷がつき、到底キャリアアップとは言えない道を歩むことにもなりかねません。
それだけに最初の転職は、これが医師としての非常に重要な分岐点となるのです。